青空の下で“おうちヨガ”。共通の趣味も深まる、おしどり夫婦の楽しい拠点。
今回、登場いただくのは、ヨガインストラクターの資格を持つ藍里さん。念願のマイホームとして夫と共に選んだのはZERO-CUBE+SKY BALCONY。吹き抜けの構造も大きなフィックス窓も、屋上バルコニーも開放感満点。この開放的な住まいでの暮らしが共通の趣味も、夫婦の絆も深めていく。そんな、おしどり夫婦のライフスタイルを覗きにお邪魔した。
- 秋庭 藍里さん
- あきば・あいり|会社員として都内のIT企業に勤務するかたわら、ヨガのインストラクターとしても活躍。夫・大志郎さんとの結婚を機に夫妻のマイホームを建て、自宅の一室からヨガレッスンのオンライン配信をすることも。
- Instagram - @exairi7575
屋上バルコニーと吹き抜けと、陽光が注ぐフィックス窓と。
藍里さんと大志郎さん夫妻。ふたりが念願のマイホームを手に入れたのは、今から2年ほど前のこと。共に東京23区内の企業に勤務し、かつての住まいも都心部。それが今は、夫妻の拠点は東京都下の閑静な住宅街。吹き抜けの空間に設けられた四角いフィックス窓から陽光が降り注ぎ、屋上にはバルコニーも備えている。
「結婚した直後は夫がひとり暮らしをしていた1K8畳のマンションに、ふたりで住んでいたんです。ふたりして、酸欠になりそうなくらいにぎゅうぎゅう(笑)。その反動もあって、自分たちの家を持つなら開放感が絶対条件。夫も私もアウトドアが好きなので、自宅にいながらお日様の光を感じられる家にしたくて」
アウトドア好きの夫妻の趣味は、キャンプにサッカー観戦。特に藍里さんは都内の企業に勤務するかたわら、ヨガインストラクターの顔も持つ。彼女のInstagramにまとめられた“Yoga life”のハイライトにはヨガスタジオだけでなく、海辺や公園の芝生といった青空の下でもヨガのポーズを取る様子がアーカイブされている。
「私たちは似たもの夫婦なんでしょうね(笑)。私も夫もお日様を浴びるのが好き。私がヨガにハマったのも単なるエクササイズでは終わらず、自然とのつながりが大切とされているからです。私の趣味が伝播したのか、今では夫もヨガに夢中。私と同じくインストラクターの資格を取るため、一緒にトレーニングをするのが日常です」
開放的な青空の下、そこは“外と自分がつながれる場所”。
夫妻の住まいは3LDKの間取り。なかでも黄色と白にバイカラーにコーディネートされた壁が目を引く一室は、ヨガの専用ルーム。この部屋にもフィックス窓が設えられ、暖かな日射しを感じながらヨガに集中できる。
「黄色って、エネルギーを感じられる色だと思うんです。でも、ヨガをするのはここだけではありません。吹き抜けのリビングにマットを敷いて、ヨガをするのも気持ちいい。それに何よりも最高なのが、屋上バルコニーでのヨガですね。ここなら外に出掛けなくても、夫とふたり、青空の下でヨガを楽しむことができます」
屋上バルコニーがあれば、青空の下でのヨガも日常のひとコマに。藍里さんは自宅にある開放的な空間を“外と自分がつながれる場所”と表現し、「ヨガはもちろん、洗濯物を干すだけでも気持ちよくて」と口元をほころばせる。
「それに自分たちの家を建ててから、友人を招く機会も増えたんです。屋上にテーブルとベンチをレイアウトしたのも、友だちと一緒にバーベキューをするため。お日様を浴びながら飲むお酒は格別じゃないですか(笑)。私たち夫婦は料理をするのも好きなので、夫と一緒にキッチンに立って、おつまみを作るのも楽しみのひとつです」
二人三脚を支え、夫婦の絆を深めるキッチンと仕事部屋。
夫妻が何よりもこだわったのが、ビストロ顔負けのキッチン。「この色にひと目惚れしてしまって」というダスティーブルーのタイルにナチュールワインのボトルやストウブのホーロー鍋が映え、ふたりの料理好きを物語る。
「料理はいつも二人三脚ですね。友だちを招くときはもちろん、私たちは共働きなので、ふたり一緒にせっせと作り置きをするのが休日のルーティン。これがけっこう、ストレス発散になるんです。夫と役割分担をしながら、とにかく、一気呵成に大量の料理を作る。すべてを保存容器に詰め終えると、達成感でいっぱいになります(笑)」
すると、キッチンにこだわったのも納得だが、ふたりの住まいは仕事場も兼ねている。夫妻が家を建てた2021年は、テレワークが一気に普及した最中の時期。自宅でもしっかり仕事に集中できる環境を整えるため、個室のひとつをワークスペースに設定。その部屋には、ふたつのデスクが整然とレイアウトされている。
「夫が出勤するのは1週間に数える程度、私はフルリモートの働き方です。でも、自宅には誘惑がいっぱいあるじゃないですか(笑)。それなら、完全に仕事部屋と決め込んだスペースを作ってしまおう、と。これが大正解でしたね。プライベートと仕事の切り替えがしやすいだけでなく、夫婦がお互いを思いやれるようになったんです」
デスクもチェアもパソコンのモニターも、同じモデルが並んだ様子はオフィスさながら。このスマートなインテリアが集中力を高めるだけでなく、ふたり並んで仕事をすることから、お互いの状況を察しやすくなったとか。「今日、特に忙しそうだね。大丈夫?」という会話が自然と生まれ、より夫妻の絆を深めていく。
アウトドアも自宅も謳歌する、わが家は“楽しい拠点”。
趣味に仕事に没頭する夫妻の疲れを癒すベッドルームにも、吹き抜けのLDKに負けないほどに大きなフィックス窓をレイアウト。精神の落ち着きを重視するヨガを嗜むふたりらしく、寝室のラックには心をリラックスさせるアロマオイルのボトルが並び、深くも柔らかなデニムブルーの壁紙もまた、安らぎの場所であるべき寝室にマッチする。
「寝室の窓は絶対に大きくしたかったんです。一応はブラインドを設置したものの、基本的には閉じません(笑)。夜明けとともに日射しが入ってくるので、その眩しさで自然と起きられます。これはもう、最高の目覚めです」
藍里さんと大志郎さんが共にヨガを楽しみ、料理に精を出す屋上バルコニーやキッチンはもちろん、ふたりが並びながら仕事をするワークスペースも、安らぎの寝室も、夫妻は自らの住まいのことを“楽しい拠点”と表現する。
「家を持つにあたり、新築も中古も戸建てもマンションも、あらゆる形を検討しました。でも、開放感にこだわるなら、戸建てじゃないと難しい。結果的にZERO-CUBE+SKY BALCONYを選んだのも、私たちが求める要素が詰まっていたからです。アウトドア好きは今も変わりませんが、家で過ごすのも楽しいし、帰ってくると心からホッとします」
アウトドア好きのふたりにとって、何よりの開放感をもたらしてくれる野外でのアクティビティーは欠かせない。それでも住まいにこだわれば、外に出掛けずとも趣味と夫婦の絆が深まり、大きな窓から差し込む自然光が目覚めのひとときまで心地よくしてくれる。夫妻の暮らしぶりから、家にこだわることの大切さが見えてくる。
- Photo/Takahiro Kikuchi
- Text/Kyoko Oya
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