ZERO-CUBEでつくりあげた、家族が憩う趣味空間
#038 京都府S様
もともと古民家に暮らしていたというS様ご一家。「インダストリアルテイストが好き」というご夫婦が選んだのは、古民家とは対照的に、スタイリッシュなシルバーの外観が印象的なZERO-CUBEでした。理想を実現したいからこそ、あえてシンプルなZERO-CUBEで勝負したというS様。そのこだわりや、家づくりのテーマに迫ります。
広々とした古民家暮らし。でも現実は寒かった(笑)。
ZERO-CUBEで家を建てる前は、隣町の田舎で曾祖母が残した古民家を改装して住んでいました。4部屋をまとめた24帖もある巨大リビングをつくったんですけど、さすがに広すぎたのか、冬がとにかく寒くて。結局狭い部屋に私たち夫婦と子ども2人、みんなで固まって過ごしていました(笑)。その家には数年住みましたが、子どもの小学校入学が近づき引っ越しを検討。ちょうど都市部の通学しやすいエリアに祖母が残していた土地があったので、新しく家を建てることにしました。
はじめてZERO-CUBEを目にしたのは雑誌の広告。第一印象で四角くてシンプルな外観がかっこいいと思いました。他のハウスメーカーのモデルハウス展示会にも何度か見学に行ったんですけど、どれも私たちにとっては面白みに欠ける印象だったんですよね。改めて主人と考えた末、個性的な外観とアレンジのしやすさが決め手になり、ZERO-CUBEを選びました。
鉄骨階段、キッチン、趣味部屋……シンプルだから、こだわれた。
本当はZERO-CUBE MALIBUや、+FUNで部屋を増やすことも検討していたんです。でも予算の都合であえなく断念。その代わり、室内のデザインにこだわりました。
その中でも、どうしても実現したかったのがリビングの鉄骨階段!木と黒い鉄骨階段を組み合わせた、無骨な雰囲気が気に入っています。もともと、「インダストリアルな雰囲気の家にしたいね」と2人で話していたんですよ。ほかにも、壁材にはラフな風合いが特徴のレッドシダー材を使用したり、床は無垢材にしたりと、素材にはかなりこだわりました。
あと、リビングからあえて隠すようにアレンジしたカウンターキッチンも私のお気に入り。小窓から覗いているようなデザインがユニークで面白いんですよね。
もうひとつこだわったのは、階段を上ってすぐの場所にある2階のオープンスペース。本棚には、今まで集めた本やレコードを並べています。主人は音楽を聴いたり、私は裁縫をしたり。2人の趣味の空間として使っています。実は、このスペースをつくるために、2階の部屋数を1つ少なくしていて。子ども部屋は2人で1部屋をシェアしてもらうかたちにしたんです。子どもには少し悪いなという気持ちはありつつ、「親のわがままを許してくれてありがとね」と思っています(笑)。
夫婦、子ども、友人……みんなの居心地がいい家。
以前は付き合いで外に出かけることの多かった主人も、ZERO-CUBEを建ててからは家にいる時間が増えました。どうやらマイホームに帰ってくるのが楽しみになったみたい。よくカウンターキッチンの前にスツールを置いて、2人で晩酌を楽しんでいます。
この晩酌には、友達が参加することも。カウンターの前に集まって飲むと、まるでバーのような雰囲気になるんですよ。訪れた友達も、「この家は居心地がいいね」と言って、そのまま泊まっていくこともあります。
子どもたちも、2人で1部屋をシェアするかたちにはなりましたが、自分たちの部屋ができて喜んでいます。
この空間で過ごす全員が楽しめる家を建てることができて、大満足です。
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