CULTURE 2017.05.18

ウェアハウスのある街

#002 大分

# ガレージ

ZERO-CUBE WAREHOUSEの発売記念でスタートした、ウェアハウスのある街。LIFE LABELのスタッフが全国のウェアハウスのある街を歩き回り、その魅力をお届けします。そもそもウェアハウス（倉庫）や工業デザインの特徴・魅力とは？第二弾はZERO-CUBEのふるさと大分編♪

OITA

大分駅から電車(日豊本線)で別府方面へ向かうと、１つ目にとまる「西大分」駅。
大分と神戸を1日1往復するフェリーが出入航している、西大分港フェリーターミナルがあります。

この西大分駅から西大分港フェリーターミナルまでのベイエリア、かんたん港園と呼ばれています（「かんたん」とは蓮の花を意味しているそうで、漢字もあるのですが間違いなく書けないし見たこともない漢字でしたｗ）

このかんたん港園、一帯がウッドデッキと芝生の公園となっていて、別府湾を一望できる気持ちの良いエリアなのですが、そこに倉庫が点在しているのです。

右手にあるのがショップやレストランに改装された倉庫郡の一部。左奥にはちょうど「さんふらわぁ」が停泊しています！！

道路側から見ると、「海辺の倉庫」の雰囲気が漂います。

かんたん港園を少し西方向へ歩くと、とっても雰囲気のある赤レンガ倉庫が現れます。ほとんどが蔦で覆われていて、真っ黒な鉄の扉が格好良い。近づいてみると、中から音楽が聞こえてきます。ここは大正から昭和の初期に建築されたという倉庫を改装した、「BLICK BLOCK」というライブハウス。さまざまなミュージシャンによるイベントを開催しています。店内は倉庫の天井高を活かし、中2階の席が設けられていて開放感抜群です。

雰囲気のある赤レンガ倉庫。

表はこんな感じ。

BLICK BLOCKの並びには木造の倉庫が。フラワーショップやカフェ、そしてダイビングショップもあります。

青と白のかわいい木造倉庫・・・

ダイビングショップでした！

カフェとガーデニンググッズ屋さん。

なんだか味のあるバス停。

さらに西方向、河口を越えてへ歩いてくと、こじんまりとした漁港のようなエリアになります。ここにもおしゃれなカフェやBAKEショップがあるので忘れずに立ち寄ってみてください。

「BAKE SHOP BY the BAY」さんのマフィン。

むき出しの構造躯体は圧巻。

特にオススメは･･･「BAKE SHOP BY the BAY」さんとってもかわいい焼き菓子を販売しているお店なのですが、建物の中に入ると、構造躯体がむき出しになっていて圧巻です！大きな空間の中に、小屋っぽい建物が3つほど建っていて、左奥の小屋でお菓子を焼いて販売しています。ほかにも店内はドライフラワーやグリーンがたくさん飾ってあってとてもおしゃれな空間です。

大分のベイエリアにある倉庫たち、いかがでしたか？
次回はアメリカ・カリフォルニア編を予定しています。