HOUSE CANVASで心地よい暮らしを
インテリアスタイリスト 大谷優依
インテリアスタイリストや、セレクトショップのキーマン、クリエイターなど、さまざまな分野で活躍する「ライフスタイルのつくり手」をゲストに迎え、「飾ること」「暮らすこと」にまつわる、とっておきのアイデアや工夫を紹介していただく連載コーナーです。
こんにちは。
インテリアスタイリストの大谷優依です。
先日発売された、雑誌『LIFE LABEL』にて、HOUSE CANVASのスタイリングをしました。
今回は、「もし私が住むならばこんなふうにしてみたい!」という願望を込めてスタイリングしたので、ご紹介したいと思います。
アトリエをイメージしたアートウォール
まずは、HOUSE CANVASの特徴でもある大きな壁。
リビングの2階の高さほどあるこの壁は、アートを飾るのはもちろん、人によって様々な使い方ができそうです。
もし、私が住むならば、アトリエのようなイメージ。
雑誌の切り抜き写真や、ポラ写真、ポストカードなど、アイディアソースにしているものなどをペタペタを貼ってみたい。
このような飾り方であれば、釘を打たなくてもまち針や画鋲でとめられるので、気兼ねなく壁を飾ることができますね。
さらにバッグや帽子や籠も飾ってみました。
紙ものを貼るだけでも良いですが、立体のものを飾ることで壁に流れができてバランス良く飾ることができるのでオススメです。
額に飾ったものだけではなく、なんでも受け止めてくれる大きな壁です。
自然を感じられるアウトドアリビング
そして、こちらは中庭。
リビングルームから大きな窓でつながる中庭は、ルーバーもあるので風が通ってとっても気持ちがいい。
もし、私が住むならば、例えば、朝ごはんに入れた飲みかけのブラックコーヒーをこの中庭に持ち出して、ゆったりとした風にさらされながら、音楽を聞いたり本を読んだり、はたまたうたた寝をしたら気持ちよさそう。
庭に比べ、プライベートが守られている空間なので、自由に過ごすことができますね。床で寝転んだときにまるで森にいるかのように覆いかぶさる大きめの植物をおきました。北欧をイメージしたリビングダイニング
そして、これは私が持ってきた小道具のモロッコテーブル。
天井の高いリビングで、夜な夜なトランプをしてみたい。という願望です。
HOUSE CANVASはシンプルな作りなので、ナチュラル、エスニック、メンズライク、北欧など、いろいろなテイストで遊ぶことができそう。
今回のイメージは「北欧」だったので、北欧の朝ごはんのイメージでオープンサンド作ってみました。
ブルーの壁がとっても良く馴染んでいます。光が差し込む感じがちょっと北欧っぽいような。
- 大谷 優依 – YUI OTANI
- 多摩美術大学インテリア科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経てインテリアスタイリストとして転身。女性誌やライフスタイル誌、広告の世界で様々な空間演出を手がける。
- Instagram – @otaniyui
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