キュートでファニーなアニマル柄が大好き。

「気合いを入れて、とっておきの服を着てきました！」。そう笑顔で現れた仁村紗和さん。愛犬のとろろの顔が大きく編まれたニットは、知人の作家〈norimocchi〉さんのハンドメイド。好きなものを自由に詰め込むことができるMr.Standardによく似合う。「お気に入りのニットの型をすべてお伝えして、とろろの写真を送って編んでいただいたんです。本当にそっくり！ この表情たまりませんよね。すごく気に入っています」

好きなアイテムは愛着を持って育てたい。

中学生の頃から古着が好きだったという仁村さん、当時は原宿にあった古着屋〈WEGO〉に通っていたそう。以前はヨーロッパ系を好んでいたが、最近はアメリカっぽい雰囲気のものにも惹かれるなど、テイストはその時々によって変化する。ただ、選ぶうえで欠かせないのは、愛着を持って育てられそうだと感じられるかどうか。「すべて一点ものだし一期一会だから、ピンと着たら買うようにしています。とりわけ動物柄には目がないですね。ドッグとキャッツ、ホース、ラッコ柄は買っちゃう。持っているのはすべて表情がファニーなものばかり。ちょっとおかしなブート品も気になります。友だちと舞台などを鑑賞するときには、上品なワンピースも着ますよ」。

帰宅後は、すぐにパジャマに着替える。夏はコットン素材、冬はもこもこと、そのバリエーションは豊か。「かならずひとつはポケットが付いていてほしい」というのが仁村さんのこだわり。「ジャージのときもありますが、家時間のほとんどをパジャマで過ごすので、携帯を入れたりするためにポケットは欠かせません。それから肌触りのよさも大事。シンプルなデザインが多いけれど、お気に入りのひとつは牛柄です（笑）」

自分だけのスペシャルな時間や特等席を見つけて。

休みの日、家ではレコードをかけながらのんびりと掃除する。「そんなに詳しいわけではないけれど、アナログレコードで音楽を聴くことはずっと続いている趣味のひとつ。リフレッシュしたいときは、躍ります。中高生時代にダンスを習っていたんです。ストリートダンスのひとつ、ポッピンをやっていたので、昔は筋肉を付けるために公園の滑り台で腹筋したりしていました（笑）」。そんな意外な顔を覗かせてくれた仁村さんだが、夜は愛犬とともに動画配信サービスで名作映画を楽しむのが至福のとき。「ソファを背もたれにして机との間に座りながら、バッチバチにかわいい〈SUKU HOME（スクホーム）〉のパジャマを着て気分を上げたいですね。カウンターキッチンがあれば友だちを呼んだりしてパーティーしてもよさそう。あたたかいお茶を飲みながら、何も考えず、チルアウト。それが叶うのがMr.Standardだと思います」

My Favorite Items

「Ｔシャツはコミュニケーションツールのひとつ」という仁村さん。「〈MORISS〉の猫柄は、外国人の方に“いいね！”と何度か声をかけられたことがあります。友人の誕生日に、オリジナルのＴシャツを刷ってプレゼントしたこともありますよ」

愛犬とろろ愛用グッズの一部。立ち上がるたびにピーッと音が鳴るものや、遊びながらおやつを食べられる緑のボール。とうもろこしモチーフは友人からプレゼント。「とろろは紐系が好き。いただきものが多いです」

20歳のとき、友人のカメラマンからもらったという〈SAMURAI（サムライ）〉のフィルムカメラ。「友人の影響で始めました。散歩やロケに行くときなどに持参して、メモリー的に撮影しています。撮れていなくてがっかりするときもあるけれど、現像するときのワクワク感は醍醐味ですよね」

Mr.Standardが叶える、特別なひととき。いつもそばには愛犬のとろろ。「見渡す限り好きなものに囲まれた家で過ごすのが理想」という仁村さんにとっての、かけがえのない時間は、Mr.standardが与えてくれるだろう。